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富野監督 日本大学芸術学部講演会
- ジャンル : アニメ・コミック
- スレッドテーマ : 機動戦士ガンダムSEEDDESTINY
「もてはやされる時代にどのように対処すべきか?」
━結果を見ても始まらない、未知なる物を求めるしかない━
今日は日本大学芸術学部所沢キャンパスで行われた、
富野監督の講演会に出席してきました。
会場は200人くらいが入る講堂。
満席で立ち見がいるほどの盛況ぶり。
富野監督は白いワイシャツ姿でご登場。
僕は前から二列目あたりの通路側に座っていました。
そのあと簡単な監督の紹介があり、プロフィールが書かれたプリントが配られました。
そうしたら監督が僕の席まで歩み寄りプリントをちらっと見て「こんなん関係ないよねw」とお声をかけてくれる非常事態。
突然のことにポカーンしてしまいましたが、
すかさず「65歳のお誕生日おめでとうございます」と声をかけると「ありがとうございます!」と深々と頭を下げてくれちゃったりして、あーもう! なんてかわいい人なんだ!w
公演中、基本的に監督は始終怒鳴り散らし、わいせつ用語を口にしておりました。
監督が怒るとすごいと聴いていましたが、まさかこれ程とは・・・。
監督に説教してもらえるなんてスタッフでもない限りありえないことですし、普段見れない監督の姿を拝見できて本当に貴重な体験でした!
以下、簡単にレポートを書きました。
あと写真も載ってます。
良かったらご覧ください。
今日わざわざここに来たのはあなた達以外に留学生がたくさんいるからです。というのも今あなた達の隣に居る留学生(中国や韓国)の技術力はもの凄くレベルが高くなってきています。だから日芸の所沢に来てそれだけで安心しきっているのなら今すぐ辞めてください!そしてこのような言い方をレトリックだとは思って欲しくないのです。
東大・京大から専門学校までいろんな生徒の顔を見てきました。
そしてつい最近もある大学(金沢工大)で講演を行ってきましたが、正直10人くらいの生徒の顔を見ればどれくらいのレベルなのかなんてすぐにわかってしまいます。だからもうこの大学に居ない方がいいんじゃない、という話をある大学(金沢工大)ではしました。そしてそういう風に言われるのが悔しいんだったらなんとか卒業までにそれなりの格好をつけろ!と言いました。今日皆さんのお顔を拝見して思うことはそんなに怒鳴らなくてすみそうです。こういう言い方をしましょう、おせじだぞ(笑)その大学よりも君達のほうがインテリジェンスは高いと思う(会場爆笑)
今世の中に溢れているニュース映像も含めたすべての映像作品から学ぶべきものなんて何もない。
そんな過去の物をコピーしていたら10年後に生き残っていけない。
大人から教わることは何もない!
自分で見つけるしかない!
ネットが今誰でも使える状況になっていますが、そんな過去論のデータなんていくらでも集められる。これはまずい。
映像コース・監督コースなんていうふうに別れている時点でアホなの!
そういう理論や理屈でものなんて作れない!
ようやく60過ぎで家を建てられました。
30年間やってこれたのは資本主義のおかげ。
ガンダムだったら売れると思ったバカな大人たちが居たから。
アイススケートで今活躍している人っていうのは20歳以下なんだから、基本的にあなた達は無能だし今から勉強しても無駄!間に合いません!
だから自分の才能が基本的にない!という所からあなた達は始めなければならない。
だからお前らの個性で作品なんて作るな!
もし自分の個性で作品を作って気持ち良いと感じるなら、勝手によがってろ!
おもちゃ屋の宣伝番組、まして当時まだまんが映画という認識しかなかった当時、38くらいの自分がそんなおもちゃ屋の宣伝番組をやっていたのは凄く恥ずかしかった。だから大嫌いです。
しかし、オリジナルのストーリーをギャラをもらって作って練習できるのはロボットアニメしかないと気づいた
⇒これは富野個性
富野はロボットアニメ専門家というレッテル・データ目線でしかバカな大人は見ない。
そういうデータ分けでしか人が見れないのが大人なんです。
メディア芸術祭の作品を今週110本くらい見ました。
中にはいいものあります(笑)
そしてそういう良い作品というのは、このメディア芸術祭の審査締め切りが迫っている状況で、次から次に作品を見なければならないのに低速で見てしまう(笑)
夕べ見た作品は3回も見てしまった。
映画=アニメ=動く画を使うから=観客がリアルタイムで時間を拘束される・共有する。
それは一言で言えば「芝居」
だから、文芸・演劇・物語を見ないで映画・アニメが作れると思うな!
映像産業全般に就きたいのなら学生時代から広く物を見なさい。
アニメのことを日本語で言う視覚芸能だと思っている。
学生時代はせめて歌舞伎の発生・能の発生・猿楽の発生くらいの概論は頭に入れて欲しい。
猿楽の時代から芸能が発生してどのように庶民に受け入れられたのか・楽しまれていったのか、単純な楽しみごとではないんだよね、祭りごとは。実はそれは祈願でもあるし、神に対してのお礼でもある、そのことは踊り・ダンスの発生とすべてリンクしていきます。
江戸時代に水野忠邦が天保の改革で芸能を禁止しています。
風俗を乱すからという理由からです。歌舞伎もそうです。わいせつなものは禁止。
しかしあまりにも厳しいので寄席だけは解禁しました。
これは昨日本を読んでいて知ったんです。
そしてそれを解禁したのが年の暮れ12月24日だったと思います。そしたら年の初め一週間くらいの間である地区では一気に60以上の寄席ができてしまった。
日本人なんてのはわいせつ大好き!
日本人はわいせつなものを舞台で見るような風俗がある。
芸能としてみんなが一緒に楽しめるものだったら何をしてもかまわない。だから僕はわいせつなものがいけないなんて口が曲がっても言えない。しかしそれで社会風俗が乱れるなんていうことがあるなら、それは基本的にそれを鑑賞する人、それから作り手側がひどく狭いものの見方しかしないことなんだから基本的に関係ないし問題ししない。
どういうことかっていうと、このことは基本的に映画・演劇・アニメなんでもそう、芸事全てにいえることであって、皆さんがようく知ってる言葉があるよね、「あの作品は華があるよね、あの役者は華があるよね、あの作品は色気があるよね」という言い回し。じゃあ色気のある作品が全部パンチラか?じゃないでしょ?どういうことかっていうと基本的にわいせつも描いて良いんだけれども、一表現者として自分の作品を世に発表する時には公共に向けては発表するんです。
あなただけが!、という作品はコミケで売ってくれ(会場笑)
そしてそういう人たちの世界もある、そこでお金儲けをする人たちも居る。
ガイナックスのように・・・・って言ってくれて笑ってくれる人がいてくれるとありがたいんだけれども(笑)
笑え!
→会場爆笑
鑑賞眼を高める方法=良いものを見る!
悔しいけど、「世界名作百選」の映画を見ろ!
これだけを我慢してみれば少なくても4ヵ月後には絶対何かつかめる。
少なくとも深夜アニメなんて見たくもなくなる!
処女作を乗り越えられる作家・監督はいない!
60を越えた時に少なくとも、ガイナックスのトップをねらえ!は作れない(笑)
褒めてもいないし、けなしてもいない。
「リーンの翼」はもちろん全面肯定なんてできないし、するつもりもないが、こういうものがアニメの世界にあっても良いのではないか?
「海のトリトン」には手塚先生の基本的な部分の間違いを直すために全身全霊をかけた。
物語に毒を入れることにした。
→最後の落ち=主人公達が悪だったかもしれないというラスト
宮崎監督の凄いところは、「アニメーター(絵描き)なのに物語が作れる!」だから彼は天才。
自分が9歳までの間で何が好きだったか?
一番自分が気にしていたことを思い出して欲しい。
そこから何か生まれるはず。
宇宙旅行とエロ本(女のいじめ絵)
⇒ガンダムに表れている。
以上箇条書きにしてみました。
一応録音もしてきたんですけど、すべてを文字にするのは至難の業なのでご勘弁を。
またここに書いたことがすべてではありませんし、本当は箇条書きにしたものはすべて一つのお話として繋がっています。
しかし富野監督のお言葉は文字にすると意味が伝わりずらく、箇条書きの一段落の間には重要な接続詞があると考えてください。

講演後、富野監督とお写真を撮らせてもらいました。
最初自分にモザイクをかけたらあまりにも犯罪人っぽかったのでやめましたw

講演後、生徒達にサイン攻めにあう富野監督。

もちろんサインもいただいてきました!
東大・京大から専門学校までいろんな生徒の顔を見てきました。
そしてつい最近もある大学(金沢工大)で講演を行ってきましたが、正直10人くらいの生徒の顔を見ればどれくらいのレベルなのかなんてすぐにわかってしまいます。だからもうこの大学に居ない方がいいんじゃない、という話をある大学(金沢工大)ではしました。そしてそういう風に言われるのが悔しいんだったらなんとか卒業までにそれなりの格好をつけろ!と言いました。今日皆さんのお顔を拝見して思うことはそんなに怒鳴らなくてすみそうです。こういう言い方をしましょう、おせじだぞ(笑)その大学よりも君達のほうがインテリジェンスは高いと思う(会場爆笑)
今世の中に溢れているニュース映像も含めたすべての映像作品から学ぶべきものなんて何もない。
そんな過去の物をコピーしていたら10年後に生き残っていけない。
大人から教わることは何もない!
自分で見つけるしかない!
ネットが今誰でも使える状況になっていますが、そんな過去論のデータなんていくらでも集められる。これはまずい。
映像コース・監督コースなんていうふうに別れている時点でアホなの!
そういう理論や理屈でものなんて作れない!
ようやく60過ぎで家を建てられました。
30年間やってこれたのは資本主義のおかげ。
ガンダムだったら売れると思ったバカな大人たちが居たから。
アイススケートで今活躍している人っていうのは20歳以下なんだから、基本的にあなた達は無能だし今から勉強しても無駄!間に合いません!
だから自分の才能が基本的にない!という所からあなた達は始めなければならない。
だからお前らの個性で作品なんて作るな!
もし自分の個性で作品を作って気持ち良いと感じるなら、勝手によがってろ!
おもちゃ屋の宣伝番組、まして当時まだまんが映画という認識しかなかった当時、38くらいの自分がそんなおもちゃ屋の宣伝番組をやっていたのは凄く恥ずかしかった。だから大嫌いです。
しかし、オリジナルのストーリーをギャラをもらって作って練習できるのはロボットアニメしかないと気づいた
⇒これは富野個性
富野はロボットアニメ専門家というレッテル・データ目線でしかバカな大人は見ない。
そういうデータ分けでしか人が見れないのが大人なんです。
メディア芸術祭の作品を今週110本くらい見ました。
中にはいいものあります(笑)
そしてそういう良い作品というのは、このメディア芸術祭の審査締め切りが迫っている状況で、次から次に作品を見なければならないのに低速で見てしまう(笑)
夕べ見た作品は3回も見てしまった。
映画=アニメ=動く画を使うから=観客がリアルタイムで時間を拘束される・共有する。
それは一言で言えば「芝居」
だから、文芸・演劇・物語を見ないで映画・アニメが作れると思うな!
映像産業全般に就きたいのなら学生時代から広く物を見なさい。
アニメのことを日本語で言う視覚芸能だと思っている。
学生時代はせめて歌舞伎の発生・能の発生・猿楽の発生くらいの概論は頭に入れて欲しい。
猿楽の時代から芸能が発生してどのように庶民に受け入れられたのか・楽しまれていったのか、単純な楽しみごとではないんだよね、祭りごとは。実はそれは祈願でもあるし、神に対してのお礼でもある、そのことは踊り・ダンスの発生とすべてリンクしていきます。
江戸時代に水野忠邦が天保の改革で芸能を禁止しています。
風俗を乱すからという理由からです。歌舞伎もそうです。わいせつなものは禁止。
しかしあまりにも厳しいので寄席だけは解禁しました。
これは昨日本を読んでいて知ったんです。
そしてそれを解禁したのが年の暮れ12月24日だったと思います。そしたら年の初め一週間くらいの間である地区では一気に60以上の寄席ができてしまった。
日本人なんてのはわいせつ大好き!
日本人はわいせつなものを舞台で見るような風俗がある。
芸能としてみんなが一緒に楽しめるものだったら何をしてもかまわない。だから僕はわいせつなものがいけないなんて口が曲がっても言えない。しかしそれで社会風俗が乱れるなんていうことがあるなら、それは基本的にそれを鑑賞する人、それから作り手側がひどく狭いものの見方しかしないことなんだから基本的に関係ないし問題ししない。
どういうことかっていうと、このことは基本的に映画・演劇・アニメなんでもそう、芸事全てにいえることであって、皆さんがようく知ってる言葉があるよね、「あの作品は華があるよね、あの役者は華があるよね、あの作品は色気があるよね」という言い回し。じゃあ色気のある作品が全部パンチラか?じゃないでしょ?どういうことかっていうと基本的にわいせつも描いて良いんだけれども、一表現者として自分の作品を世に発表する時には公共に向けては発表するんです。
あなただけが!、という作品はコミケで売ってくれ(会場笑)
そしてそういう人たちの世界もある、そこでお金儲けをする人たちも居る。
ガイナックスのように・・・・って言ってくれて笑ってくれる人がいてくれるとありがたいんだけれども(笑)
笑え!
→会場爆笑
鑑賞眼を高める方法=良いものを見る!
悔しいけど、「世界名作百選」の映画を見ろ!
これだけを我慢してみれば少なくても4ヵ月後には絶対何かつかめる。
少なくとも深夜アニメなんて見たくもなくなる!
処女作を乗り越えられる作家・監督はいない!
60を越えた時に少なくとも、ガイナックスのトップをねらえ!は作れない(笑)
褒めてもいないし、けなしてもいない。
「リーンの翼」はもちろん全面肯定なんてできないし、するつもりもないが、こういうものがアニメの世界にあっても良いのではないか?
「海のトリトン」には手塚先生の基本的な部分の間違いを直すために全身全霊をかけた。
物語に毒を入れることにした。
→最後の落ち=主人公達が悪だったかもしれないというラスト
宮崎監督の凄いところは、「アニメーター(絵描き)なのに物語が作れる!」だから彼は天才。
自分が9歳までの間で何が好きだったか?
一番自分が気にしていたことを思い出して欲しい。
そこから何か生まれるはず。
宇宙旅行とエロ本(女のいじめ絵)
⇒ガンダムに表れている。
以上箇条書きにしてみました。
一応録音もしてきたんですけど、すべてを文字にするのは至難の業なのでご勘弁を。
またここに書いたことがすべてではありませんし、本当は箇条書きにしたものはすべて一つのお話として繋がっています。
しかし富野監督のお言葉は文字にすると意味が伝わりずらく、箇条書きの一段落の間には重要な接続詞があると考えてください。

講演後、富野監督とお写真を撮らせてもらいました。
最初自分にモザイクをかけたらあまりにも犯罪人っぽかったのでやめましたw

講演後、生徒達にサイン攻めにあう富野監督。

もちろんサインもいただいてきました!
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