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ウエダハジメ・Vガンダム論
- ジャンル : アニメ・コミック
- スレッドテーマ : 機動戦士ガンダムSEEDDESTINY
幸福であるのです。Vガンダムを愛でる人々よ。
幸福である。幸福であるのです。Vガンダムを愛でる人々よ。 二十周年という事で溢れ返る、様々なメディアの総括企画。 カッコー良ろしい切り口だったりするそれら全てが、もう一回、全てが!Vガンダムをシカトこいて下さる現状を前にすれば、戸惑うことかも知れませんし、傷つきもするでしょう。 しかし、無理からぬ事だ、と許容しなければならない根拠は、あるのです。 巷に散在する設定あそび等のオタクあそびの、その根拠を脅かすものを、Vガンダムは示しすぎた、という事実であります。弱い人々のあそびに、強い人の言葉は、叱り言葉にしかきこえないとも、知るべきなのです。 ハリで楽になる前の、トミノヨシユキが、おそらく最も死に近かった時の創作であり、凶暴な危険球であることは、明らかであります。そこに、MS忌諱というかMS好き忌諱といったものも、相っ変わらず匂い、が、だからこそ、その粗野な誠実に、我々は、それこそチンコいじっているのと同じくらいやってきたガンプラ遊び(どう体裁繕おうが連中の本質はそれでありましょうよ。)よりも、強い快を得られたのですから、これは、幸福であります。 Vガンダムを愛でる人々よ。我々は弾かれた存在でありましょうが、幸福であるのです。 我々は知っているのです。オデロ・ヘンリークが健やかであったと。 千住明、理性の楽曲奏でられるならなか展開する、乗用車を思わす心優しい形のビクトリーと、トミノメモへのアンサーを用意しなかったような石垣おもしろメカとの、凄絶なバトルを。安彦の生暖かさではなく、ビーボー系の硬質さでもない、非常にノーマルな逢坂キャラの、だからこそいやましになるアブノーマルな芝居を。夢想の世界にしか無いのかという、潔い大人の姿を。 (最初のギロチンは、汚職役人に落ちたというのだ。) 放送終了後まもなく露呈した、宗教というリーガルドラックの断面を。ピピ二ーデン・サーカスの不思議を。横山智佐一世一代のキバツな死に様を。 だから、Vガンダムを愛でる人々よ、カテ公と呼んで整理するしかない人々を許し、Vガンダムという作品をつくり得た方々(一部除く)に、感謝の祈りを捧げましょう。 Vガンダムを愛でる人々よ、少数である我々が、偶然にか、ひかれ合い、出会い語り合う幸いが、あるのです。 示しあうものが、Vガンダムという言葉にならずとも、いずれ、どこかで、 カサレリア。 |
GaZOスペシャル ガンダムミレニアムより
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